ホスピタリズム(施設病)

ホスピタリズム(施設病)

ホスピタリズム(Hospitalism、ほすぴたりずむ)とは、乳幼児が生後まもなく、長期に渡って親から離され施設に入所した場合にでてくる情緒的な障害や身体的な発育の遅れなどを総称して言うもので、施設病ということもあります。

実の母親相手のような、甘えや愛情の欲求が、施設の介護者に対しては、相手が勤務のローテーションで変わって行くために、そのを示す相手も定まらず、また職員は愛着行動の対象としてはなりにくく、愛情も独占できないために、次第に感情、情緒の表現を抑えるようになり、無関心、無感動、無表情になっていきます。

また愛着行動の延長線で習得されていく語彙数や言語表現、コミュニケーション能力などの発達もかなりの遅れを呈するようになってくきます。

もちろん、一概にホスピタリズムがすべての原因というわけにもいきませんが、乳幼児の健全な成長にとって乳幼児期の親子関係、特に母親との接触がかけがえのない程、重要なものです。

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